2.生活水準を下げる。
これは、やむを得ません。病人がでると、すごくお金がかかります。
一家の大黒柱が病気になっては大変だと保険に加入する。これは大事です。大正解。
ちょっとした病気ですぐに治る場合ばかりではないです。
これといった病気になって、手術して、長期の入院をすることになったときは、限度額認定証だけではしんどいことがでてきます。
入院の部屋代や特別な場合を除くと食事代。最低限のアメニティー。数万円は覚悟しなければなりません。限度額とその他の経費を足すと最低でも10万円近いお金が飛んで行きます。
一家を支える若い年齢の方のご家族は、子供が学校に通う年齢なので、節約は難しいです。子供の年にもよりますが、子供は、ぜいたくをさせなくてもお金がかかります。
子供が小さいとお金が掛かる。保険とは、そのためにある、ということです。子供が小さい間に家を支える大黒柱に何かあっては困る。そのための保険です。
子供が学校へ通う間は保険料は仕方なしと考えるか、若い間は病気は少ないので保険には加入しない、と考えるかの選択です。
どちらを選んでも正解だと思います。病気をしないに越したことはないし、若い間に支払ったものとして、その分を蓄えるのも良いと思いますが、その、もしもが発生したときは、相当の出費を覚悟しなければなりません。
子供が成人し、自分で保険証を持つ年齢になってくれたら幸いです。そして結婚して、新たな家族を作ります。そうなったら、いよいよ医療費は1割負担です。病気が増えてくる年齢ですが、1割負担なら、入院さえしなければ楽勝です。しかし、もし入院すれば、結構な出費は免れません。
会社を定年退職したあと、年金を貰うまでの間。この間が金銭的に一番しんどい時期だと思います。
そのタイミングで保険料が上がります。収入がなくなったので支払いがしんどくなります。
そして、健康な方でも、この時期からそろそろ体に変調が出始めます。
この流れは誰しも似たようなものなので、保険のことは、早めに考えておかれることをお勧めします。
がんになった場合、治療の金額は高額になります。今は、二人に一人が がんになると言われています。がんは、早めに発見されると4~5日の入院で済みます。上手に日程を組むと、
大きな検査→入院→手術→通院治療 という一連を限度額のみで抑えることができますが、
余程、医者と懇意でなければ難しい。そして、限度額を数か月に渡り、支払うと結構な出費になります。
これは、よく考えなければならないことなのですが、
実際、もうすでに病人が出てしまった。そして、超お金がない!
というときは、
1.車を処分又は軽自動車に買い替える。
2.身体障害者の手帳があれば、車の保険料が安くなる。
3. 身体障害者の手帳があれば、NHK の受信料がタダになる。
4.格安シムのスマホに変える。
1.車の処分は、車に乗る人が複数いないときで、病人さんしか車に乗らない場合です。退院した後の通院等いろいろな場面で車はあった方が便利ですが、病気にもよりますが、服薬のことを含め治療が長くなる場合は、一旦車を処分することを考えられてもよいかと思います。
病人さんは絶対に「乗れる!」と言います。
処方された薬によって多少注意力が鈍ったりします。わたしが飲んだ薬は注意力が鈍ることはないと言われていましたが、車の運転はやめた方が良さそうな副作用がありました。
同じ薬を飲んでいる人で、車で通院している人がいました。事故を起こしたとは聞いていませんし、薬の副作用は人によって多少の違いがあるので、一概には言えませんが、薬局から手渡される薬の効能書きに、注意力が散漫になるという副作用の記述がなくても、実際にそのような反応が出てしまうことがあるので注意が必要です。
2.身体障害者の手帳といっても級によります。2級、1級であれば、特典はたくさんあります。NHK の受信料は無料ですし、車の保険料も安くなります。病人さんの名義にすれば、病人さんが運転しなくても申請できます。高速道路の通行料も安くなるので合わせて申請しましょう。優先的に駐車できる札も申請しましょう。多くの場所に駐車できます。
車を手放した方でも特典はあります。手帳があれば、交通機関が割引されますし、介護タクシーも割引になります。
3.格安シムは当たり前ですね。わたしは今、3000円しかスマホ代を支払っていません。以前はアホみたいに12000円ほど支払っていました。格安シムは、どなたにでもお勧めしたいです。全く不便を感じていません。
時間帯によって多少繋がりにくいと聞いたことがありますが、わたしはそのように感じたことがなく、ラインを繋ぐときに ID での検索ができないのだそうです。ID での検索は、あまりしないですよね。
上記以外の節約は、それぞれ思いつくものは皆同じようなものだと思います。
家族の病気は深刻ですが、
「絶対に切り抜けるぞ!」 という強い気持ちで挑みましょう。
#自分又は家族が病気になったとき
#節約