3.生活保護を申請する前に
生活保護の申請に役所へ行く前に ① 地域包括支援センター ②「生活と健康を守る会」 へ相談に行ってください。
生活保護を最終手段と考えなくても良いと思います。
それが必要であれば、申請して受給する権利があります。
しかし、生活保護を受けるという事実は、精神的な負担を伴います。何とかして頑張りたいと誰しもがそう思います。
でも、無理は禁物です。とことん追い込まれる前に手を打ちましょう。
必要であれば、生活保護を申請して、第一番に体を治す。そして、無理のない範囲で、小さな収入でも得られるようにすることをお勧めします。
今は良い時代です。パソコン1台あれば、自宅で仕事ができます。療養中にスキルを身に付けて、小さな仕事から着手しましょう。
そして、それを徐々に増やしていって、生活保護の金額を少しずつ減らしていくようにすると、気持ちの上でも楽なのではないでしょうか。
「今は、がんは働きながら治す時代です。」とテレビで言っているのを聞いたとき、
わたしはテレビの画面に向かって
薬の副作用をなめるな!
働きながら治せるような職業の人は、多くはいない。
特権階級の一部の人にしか当てはまらんことをテレビで言うな!
と叫びました。
副作用が皆無だった言う人もいます。しかし、私が聞いた限りでは、その方々は、すでに仕事をリタイアした人達でした。「仕事」という緊張感がなければ、感じる副作用は穏やかなのかもしれません。
仕事はシビアです。緊張を強いられる職種、例えば高所での作業や、人の命に係わる仕事は、がんの治療をしながら働くのは、副作用がつらいと感じる方には厳しいのではないかと思います。
もし、がんになるのであれば、リタイアした後であってくれた方がありがたいです。
でも、そんな都合よくいくとは限りません。
そんなときは、命を守る選択をしてください。
きつい副作用の薬は期限がついています。治療中は無理せずに仕事を休むか、いっそのこと方向変換をするのもひとつかと思います。
がんは、働きながら治す時代、なんてテレビで言ってるのは政府の方針ではないかと思います。こんな言葉が社会通念になるのは、いかがなものかと思います。鵜吞みにせず、ご自身の体調と相談してください。
① の、地域包括支援センターで相談すると、生活保護の申請の仕方はもちろん教えてくれますが、生活保護以外の選択肢も提案してくれます。
② の生活と健康を守る会は、各市町村に、、市だけかも知れません。町でも村でも困ったときは隣の市の生活と健康を守る会(以下 生健会)を訪ねてみてください。生健会は困っている人を放っておきません。必ず助けてくれます。
★明らかに 困っている人で、特に事情がある人は、地域包括支援センターへ行く前に生健会へ相談に行かれることをお勧めします。
最後にもうひとつ。
このテの相談をしに行くとメッチャクチャ疲れます。非常に疲れます。翌日は寝込むかも知れません。それくらい疲れます。
どうか、頑張ってください。そして、お疲れが出ないことを祈りつつ、陰ながら応援しております。
#自分又は家族が重い病気を患ったとき
#節約どころの話ではない