地域のコミュニティーの利点
1.地元のコミュニティーは、当然ながら地元の情報に強い。
2.上手に利用すると良いものが格安で手に入る。
地元に長く住んでいても、案外地元のコミュニティーの情報が入らないことがあります。
これは町内会とか、小学校の区域に分けられている○○小学校の○○地区、というものでもなく、市とか区にあるコミュニティーです。なので、入会は任意です。市が配布する広報に情報が小さく載せられています。活動の内容等詳しい記載はないかと思います。広報が届いたら、ゆっくりと探してみてください。
1.市民の特権の利用の仕方を教えてくれる。
例えば、大型のごみを大量に処分したいとすると、トラックを持ってる人は自分でゴミ処理場まで運べますが、乗用車しかなく、乗用車では運べないようなゴミが、とんでもない量があったときは、業者に処分をお願いすることになります。
業者の選び方を間違えると、処分費用に開きが出てきます。でもこれは、業者さんが悪いのではなく、市の指定業者は、市民でない(隣の市とか)人には市外の規定の料金を請求することになっているからです。
以前、納屋を取り壊すことになり、その数か月前に家を新築した友人に、粗大ゴミの処分の業者を利紹介してほしいと連絡しました。彼女は古い家を取り壊す際に大量の粗大ゴミを激安で処分してもらえたので、その業者の連絡先を教えてくれました。
数日後、業者に1.5トンのトラック満杯のゴミを処分費用として6万円を支払いました。
ゴミの処分費用の相場は知らないし、友人が安かったからと言っていたので、何も考えずに請求された金額を支払いました。
その数年後、離れを改築することになり、再び大量のゴミが出ることになりました。このときのゴミの量はすごいものでした。その時にゴミ処理は市の指定業者を使うことを教えてもらいました。
当時の値段で、パッカー車1台でなんと1万8千円。パッカー車とは、ゴミ収集車です。恐ろしいほどの量のゴミが粉砕され、圧縮されて消えて行きました。
友人は市の指定業者だとか、市外は高いとか知らなかったから、自分が使った処理業者を安いと思って紹介してくれたのです。納屋の処分のときに親戚を含めた大の大人が何人も関わっていたのに、市の指定業者を使うべきことを誰も知りませんでした。
こういったことだけではないと思います。いろいろあるはずです。わたしが、まだ知らないこともたくさんあるだろうと思っています。
2.地元のコミュニティーを利用して、良いものを安く手に入れましょう。
産直の良い品を安い値段で買えます。生協のコミュニティー版と思っていただいても良いかと思います。共同購入なので安い値段で買えます。安いはずで、お世話係さんのご好意あってのことです。仲買人と小売業者が入らないのでお安いです。
わたしは貧乏人ですが、機会あって豚肉をいただくチャンスがありました。本当においしかったです。スーパーで買うよりもお高い値段がついていますが、品質と味を考えるとお値打ち、というか、あのお肉はスーパーでもショッピングモールの精肉店でも売っていないと思います。
お肉だけではないです。無農薬や減農薬のお米、無農薬の大豆、はちみつ、化学調味料無添加の調味料 …etc…。
少しお高いですが無農薬や、減農薬のお米を普通に買う半値に近いお値段です。スーパーで売られているお米の中で一番安いものよりお高くつきますが、品質が違います。
コミュニティーの参加者さんは、ほとんどが産直の食材がお目当てです。特にリンゴのおいしさは格別です。スーパーで売られているものと値段は変わりませんが、みずみずしさが違います。
★残念なことに、今年のリンゴは厳しいそうです。五月に花がたくさん落ちたのだそうです。
何でもかんでも安いということはないです。でも、考えてみてください。
安いには理由があります。
安いだけのものは、あとでかえって高くつく可能性があります。
良い節約をしましょう。
コミュニティーの仲間同士の助け合いも大変ありがたいものです。この内容はここでは書けないのが残念です。書けないような内容とかではなく、同じことが同じように行われるはずがないからです。同じ人が同じ条件でどこにでも助けに行くことはできません。
★ コミュニティーには、デメリットもあります。人がたくさん集まるところには問題も発生しやすいです。そうです!
マウントを取りたがる人がいます。どこにでもそんな人がいます。
そんな人がいたら辞めてしまえばいいのです。だって、疲れるじゃないですか。
コミュニティーは、疲れてまで入る必要はないです。
そんなときは、隣の市のコミュニティーを覗いてみられることをお勧めします。
隣接した市や区は複数あるかと思います。隣でも入れてくれるのでご心配なくです。
★ そんな中で、唯一無二のお友達ができたら最高ですね。遠くの親戚より近くの他人です。場合によっては、近くの親戚よりもコミュニティーになり得るかも知れません。
これは、本当に思うことですが、
親戚なんてあてになりません。あてにしてはいけないのが親戚なのです。
親戚は、法律上の義務がある関係なので、親戚内で弱者がいると、その親戚とは関りを避ける心理が働くのでしょう。自分が弱者であるという自覚がなかったわたしは、自分が弱者であることを親戚の態度で知りました。
幸いなことに、わたしは頼れるコミュニティーにいろいろ助けてもらっています。何の義務も生じない赤の他人の方が手を差し伸べやすいということなのかもです。
地元のコミュニティーの活動等は、少々面倒なことに感じる方は少なくないと思います。誰もが忙しい。時間がないのです。時間がないのにコミュニティーの活動に時間を割かなければならないと思うと二の足を踏むのは当然です。少額ですが会費も支払わなければなりません。
でも、大丈夫です。今はどこの地域も赤字です。会費がかかるコミュニティーは資金難なので、会費を払ってくれる会員さんにはとてもやさしくしてくれます。時間を取られる活動ができなければ、無理な参加の勧誘はされません。ここが町内会と違うところです。
上手に利用すればお得感は満載です。
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